%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fd1EH5NaHgcU%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E今回のフライフィッシングは、小山さんと南アルプスへ。標高1900mの地で、ネイティブのヤマトイワナに会いに行きました。今回のルートざっくり言うと、南アルプスは山梨側ではなく、長野側から。仙流荘からバスで揺られること45分。北沢峠から出発して目的の沢に向かいました。仙流荘の始発のバス待ちは、思った以上にすごいものがありました。3:00過ぎに並び始めて、始発の10台のうち、9台目に乗れたというギリギリさ。平日はここまでではないそう。見渡す限り、我々以外にバックパックにロッドケースを指している人はいないので、おそらく先行できそうです。7:00に入渓バスから降りたらすぐに目的の沢に向かいます。なかなか入渓地点も急でした。フェルトシューズだと滑りそう。入ると、早速いい感じの流れがありました。水温は約10℃。2桁あるのに感謝。すぐに釣り支度をして、釣り上がります。メイフライが飛ぶもうすでにメイフライが飛んでいました。ああ、もう秋だなぁと思いながら、とりあえずテレストリアルから始めます。それなりにまだ夏だろうとテレストリアルを多めに巻いていたので、在庫消化もかねて笑割とすぐにお互いヒットが続きます。サイズは可愛いものが多かったですが、活性は悪くなさそうです。テレストリアルで2匹ほど釣れたので、メイフライ系も試してみるかと、スパークルダン#14をセット。すると、テレストリアル以上に反応がよくなりました。完全に季節が移ろいつつありますね。小山さんから、夏が終わるとまた春と同じになる、という話を聞いて、なるほどと腹落ちしました。ぱったり反応がなくなる3時間ほど楽しんだあと、急に反応がなくなりました。魚が出すらしません。頭ハネされたのか?それともたまたまスレてない場所から始められただけで、この先全部リアクションがないのか?と疑いはじめるほどでした。そういう時ほど、こんなはずではない・出るはずだと固執してしまう。笑そして、ちょっと気落ちして無駄に写真を撮る。笑釣り上がりスピードが遅くなったのは反省です。なんとか魚影が戻ってきた結局、沢は変えずに辛抱強く釣り上がっていると、だんだんと当たりが増え始めました。やはり先ほどの時間だけが当たらなかったようです。そして、日も出てきたので、メイフライ系からテレストリアル系へとフライチェンジをした後でもありました。時間によって、飛んでいる虫によって、魚の反応が変わってくるのは、まさにフライフィッシングという感じがして、すごく印象に残りました。ヤマト色も強くなる朝方は割とニッコウイワナに近い個体が多かったのですが、それがだんだんとヤマトイワナらしい色が出てきました。そして、引きも強くなる。原流域のイワナのパワーはすごい。小さくてもぐんぐんと抵抗しています。フライフィッシングとしても、割と狙ったところに投げ、狙った通りにフッキングをできたので、かなり満足度が高い。この一年の集大成を発揮するかのように現時点での理想的な釣りができました。もちろんまだまだ未熟ではあるものの、そういう実感を持てたのは嬉しい限りです。ツ抜けしてからは、なかなか渇水の警戒エリアに突入。魚もかなりスレていました。そこで四苦八苦しているうちに、体力気力も限界に来てしまい、時間も差し迫って急いで退渓。最後はもがいてしまいましたが、非常に楽しく有意義な初アルプスとなりました。