追記:最新のオイカワ釣行記はこちら。2023.8.19 番長オイカワと出会う@多摩川2023.6.30 オイカワをウェットフライフィッシングで@多摩川2023.6.22 リーダーシステム探求:オイカワSP 760-42023.6.15 オイカワ追星と初ツ抜け@多摩川フライフィッシング2023.6.10 オイカワのドライフライフィッシング@多摩川2023.06.01 婚姻色のオイカワ@多摩川フライフィッシング 2023.04.28 オイカワを探しに@入間川・埼玉 / フライフィッシング2023.04.01 オイカワを探しに@多摩川・フライフィッシング今回は多摩川でオイカワ釣りにトライです。遠出せず、近場でフライフィッシングの鍛錬になるものはないかと探したところ「オイカワ釣り」というものがあると聞き、やってみることにしました。とりあえずオイカワ本を読むオイカワを釣るには、まず生態を知るところから。早速こちらの本を購入。オイカワの特徴から、春夏秋冬すべての季節におけるオイカワのフライフィッシングのポイント、フライの紹介、名人の釣記などなど、ボリューム万歳でとても楽しく読むことができました。また定番手のロッドの方が引きを楽しめるとのこと。調べてみたら、ユーフレックスのオイカワスペシャルなんていうフライロッドもあるようです。しかも専用のフライラインまである。流石にここまで資金を投じれないので、手持ちの2番ロッド(K.Bullet Trek #2)でまずはやってみることにしました。ミッジフライをタイイングフライラインやシステム、ロッドはいいとしても、フライ自体はミッジのものを持っていなかったので、#20・#22・#24・#26・#28・#30あたりでタイイング。タイイングしてみて気づいたのですが、ホントちっちゃいので難しい...笑 でも巻く量が少ないので短時間で量産することはできました。ちなみにミッジフライってなに?というところから始まったので、定義を調べてみました。ミッジフライとは小型の水生昆虫等を模したフライパターンのことで、ユスリカなどをイミテートしたもの。主に早春のまだメイフライやカディスのまとまった羽化(ハッチ)が見られない時期に活躍するフライパターンだ。早春の渓流でのイワナやヤマメのライズは、ユスリカなどのミッジに対するものであることが多い。つまり、解禁当初、早春のフライフィッシングでは、欠かすことのできないフライパターンがミッジフライということになる。また、夏の渓で羽アリに対するライズを見かけることがあるが、これにミッジフライを使うこともある。サイズは#20以下の極小が多くなるので、繊細なタイイングが求められる。http://ff-db.jp/tying/midge/まじか。オイカワ〜と思って巻いてましたが、来年の解禁明けでも大事なんか。それを知ってから巻けばよかったです笑早速、多摩川へ準備が整ったので、なんとなく夕まずめと朝まずめ狙いで行ってみることに。底が綺麗に洗われた浅瀬にいる、ということでしたが、全然いない。てかちょっと多摩川臭い。藻がある。なるほど、まずはスポット探しからだということを学びました。幸い自転車で来れる距離だったため、釣りは半ば諦めてスポットを探しに徹することに。しかしまぁ10月のためか、ライズはないし、なかなか見つけられない。本に、夏と違って秋冬のオイカワフライフィッシングは、名人でさえもボウズを喰らうことがあると書いてあり、「まぁまだギリいけるっしょ」と思っていたのですが、雰囲気が違うかも...なんとか、オイカワらしき小魚が溜まっているプールを発見したものの、かなり止水に近いので嫌な予感がよぎるのでした。オイカワに悪戦苦闘まだ陽はギリギリ落ちてなかったため、フライの準備をし、キャスティング。しかし、全然うまくいかない。フライが極小のせいか、プレゼンテーションが難しい。狙ったところにラインを飛ばしても、最後ヒュルルルルと落ちてしまい、ターンオーバーしない。「ミッジになると繊細なプレゼンテーションが必要で、冬季の間にミッジで頑張るとすごく上手くなる」とネットで見かけたのを思い出し、なるほど、とつい唸ってしまったほどです。オイカワの合わせもテクニカルそうして、ようやくツンツンと突いてくれるようになりました。ミッジフライの交換も慣れてきて、今日はボウズかなぁなんて思っていた頃、一匹のオイカワが顔を見せてくれました。うおー!とつい小声で叫んで喜びました。ちっちゃいけど可愛い。ありがとうありがとう。ただしかし、合わせが難しいんですね、これがまた。つい鱒系のクセで合わせたらオイカワが吹っ飛びかけてしまいました。うまく足元の水に着地してくれたからいいものの、下手したら後方に投げつけてしまうところでした。2番でもパワフルすぎるのか...と思うと、ようやくオイカワにハマる人がオイカワスペシャルの0番や1番ロッドを求めるのも何となくわかる気がします。そして、これからちょこちょこ多摩川に通っては、1時間に1匹程度ですが、遊んでもらえるようにはなりました。下流側なので、上流側や暖かくなってから婚姻色のオイカワを探しに行きたいなと思います。以上、オイカワフライフィッシングでした。