今回のフライフィッシングは、日本のフライフィッシング発祥の地、湯川に行ってきました。まさかフライを始めて2回目の釣行で湯川に来れるとは、仲間(ルアーだけど)に感謝です。湯川とは1902年に栃木県日光市の湯川と湯ノ湖に英国商人トーマス・グラバーがブルック・トラウトを放流して始まったとされているフライフィッシングの聖地。ブルック・トラウトが自然繁殖しているという日本唯一の場所だそうです。僕は仲間と車中泊で前泊。朝イチに赤沼茶屋にて遊魚券を購入します。確か6時くらいには入渓したはずです。まず圧倒されたのは、河川も含めた自然の美しさ。もうそれだけで来てよかったと心の底から思えるほどの素敵な景色を堪能することができました。また、スプリングクリークという湧き水で成り立っている川の中に入るのは初めて。ゆったりとした流れの中で水草がゆらゆらとしている中でのフライフィッシング。確かにこれは聖地と言える場所だなと思います。ドライフライで釣っていくすごく天気も良く、風もなく、少し汗をかくくらいの暖かい日です。特に何も考えずに持ってきたドライフライを流していきます。しかし、まぁ相変わらずどこに魚がいるのか分かりません。笑 ルアーの仲間は3歳から釣りをしている名人なので、ポイントを教えてもらいながら先行させてもらいます。「あそこ、見えるでしょ?そこにゆったりとナチュラルドリフトするように、あのポイントから奥にフライを落としてみて」「OK!」と返事だけはいいものの、キャスティングがままならなくて、理想の着水ポイントに届かない...。どうしても上手くいかないので、仲間に譲るとなんとまぁ綺麗にヒット。悔しい〜と思いながら、先行しながら進みます。ブルック・トラウトが顔を出した岩や木で川の流れに変化がある場所川の岸沿い流れと流れがぶつかっている場所などなど、もらったアドバイスに当てはまりそうな場所にひたすらキャスティングします。そして、うまくキャスティングできたと思った瞬間にブルックトラウトが顔を出しました、が、慌ててしまって合わせをミスり、フッキングならず。友人と2人で思わず「あ〜!!!」と叫んでしまいました。笑午前中は0ヒットに終わり、午後もなかなか釣果が出ず。振り返れば、フライもめちゃくちゃ適当な巻き方をしていたし、キャスティングも下手くそだし、ポイントもわからないし、そりゃ釣れないよね、という感じ。でも、神様が恵んでくれたのか気づいたらフッキングしているという奇跡。小さなニジマスが遊んでくれました。夕方はうんともすんともせず、そのまま終了。ニンフ?だと爆釣だったらしい帰ってから聞くことによると、今日はニンフだと爆釣だったそう。ニンフがなんなのか全くもってわからなかったので、ドライフライしか持っていかなかった僕はその時点でかなりのビハインドだったのでした。本命のブルック・トラウトは釣り上げることができませんでしたが、湯川を楽しむことができた非常に有意義な1日。今年はもう来ることはできないので、また来年解禁したらブルックトラウトに会いに行こうと思います。もちろん、フライフィッシングがもっと上手くなって。