今日は初めてフライフィッシング。念願の初釣行でドキドキ。どんな川や魚に出会えるのかとても楽しみに上野村にやってきました。この上野村でも目的地は、神流川の毛鉤C&R専用区間。本来はルアーがメインの友人(名人)が、せっかくだからと僕の初釣行に合わせてテンカラで参戦してくれました。上野村の毛ばり専用区このエリアは事前予約が必要。早めに友人が予約してくれたおかけで1番2番エリアからスタートすることができました。また、9:00〜13:00までは指定のエリアでの遊漁で、13:00以降はエリアフリー(ただし釣り上がりのみ)というスタイルでした。さらには専用句だけではなく、他のエリアもこのチケットで釣っていいとのことで、午前中はここで様子を見て、もし難しければ午後他の場所も探ってみることになりました。思った以上にキャスティングができない早速、釣るぞ〜と意気込んで入渓したものの、速攻つまづきます。ウェーダーもウェーディングブーツも初めて、自分で買ったフライロッドとリールも初めて。思った以上に狙ったところにフライを落とせません。というか、1時間のうち40分くらいは木に引っかかったり、ライントラブルが起きたりで、もはやフライフィッシングになっていない...。そんな中で友人はスレている、難しい、渇水気味と言いながらもテンカラで魚を釣り上げていきます。それを横目で見ながら悔しい気持ちでいっぱいになる僕。午前中は釣果どころかアタリも全くないまま終了しました。午後は少しだけ粘って、場所を移動昼食を食べた後、もう少し粘ったのですが、やはり当たりすらありません。まぁ1回目だしこんなもんかなぁと思う僕。でも大自然の山の中で竿を振る、真剣に魚と向き合うというこの行為そのものがとても尊くて、心はすごく満たされています。そんな僕を見た友人はそれでもなんとか一匹釣らせてあげたいと言ってくれ、専用区を離れてトライすることに。どうやら魚が思ったよりもスレていて、初心者には厳しい環境だそうです。釣れる川の長さにびっくり僕は基本的に彼の車を追いかけて行ったのですが、だいぶ車を走らせてもまだ遊漁券の範囲内だそうで、びっくり。30分ほど川の様子を見ながら、とあるスポットに入渓することにしました。日没寸前にネイティブのイワナ場所を変えてもやっぱり釣れず。もうすぐ日没。18時を回ってきました。やはり森の中だけあって、日は出ているもののどんどん暗くなります。そろそろラストにしよう、ということで、ある岩の影からキャスティングを数回試みていると何かが引っかかった感覚があります。でもなんかブルブルしてる。竿も曲がってる。慌てて友人を呼ぶと、ランディングまでのアドバイスを丁寧にしてくれます。僕もお願いだから逃げないで(バラす、という言葉すら知りませんでした)、と祈りながらついにネットイン。とてつもなく美しい魚が出てくれました。ヒレもピンとしているネイティブのイワナ。本当に感動です。友人曰く、これは珍しい綺麗さだということで、僕が釣ったかのように喜んでくれました。釣れなくてもいいかな、と一瞬思ったのですが、やはり一匹釣れると全然気持ちが違います。ここでお互い満足して納竿。ラーメンと温泉に入って帰宅です。初めてのフライフィッシング、本当に楽しかったな〜。